多摩川梨を成分から知る——地域素材の活用に向けた調査
ふたこカンパニーでは、多摩川梨を成分の視点から調べ、地域素材の特徴をものづくりに活かす取り組みを行っています。
身近な梨には、どのような特徴があるのでしょうか。
食べて味わうことに加え、成分を調べることも、地域の農産物を知る一つの方法です。
当社の多摩川梨の成分調査では、神奈川県立産業技術総合研究所(KISTEC)による分析を行っています。地域の農産物への理解を深め、新しい活用や商品開発を考えるための取り組みです。
今回の調査では、品種と生育段階に着目し、未熟果と成熟果を対象に、ソルビトール、総ポリフェノール、アルブチン、クロロゲン酸を測定しました。
試料は軸を除いて均一化し、測定する成分に応じて抽出方法を分けています。成分ごとの測定方法と試料の条件を押さえながら、梨の特徴を捉える取り組みです。
これは梨試料に含まれる成分を調べる試験であり、ヘアケア商品の使用効果を確かめる試験ではありません。地域素材を知ることと、商品としての評価を区別しながら、ものづくりを考えていきます。